引越し先は都会の下町がいいかもしれない?

20うん年前に大学入学を機に都内に引越しをしました。
引越し先は足立区の環七沿いのマンションでした。
駅から徒歩10分程度で、駅ビルも充実していて、他にも大きなスーパーマーケットもあり、大きな幹線道路がババンとあるわりには落ち着いていて、下町テイストあふれる、なかなかいい町でした。

田舎者の自分にとっての大都会?

ただ、自分にとっては生まれて初めての大都会(だって23区内ですもの)。
何もかもが不安でした。
そこはいわゆる下町ということもあり、チャキチャキというか、少し怖いなぁと思ってしまうような人たちも町にはちらほら(田舎者出身の自分にとってはですが…今考えると確実に普通の人たちです)…
なので、うっかり帰宅が深夜近くになってしまった日にはもうドキドキ、ハラハラ、ビクビク。
ひったくりにあってしまうのではないか?変な人に絡まれてしまうのではないか?などなど。
テレビでよく見ていた「実録!警察密着24時」的なものを。
まぁ、実際はそんな心配は全くなく、平和そのものだったのですが。

のんびりほんわかな都会の下町風景

その「平和そのもの」の中でも、特に下町ならではだなぁと思ったことがいくつかあります。
大きな通りからちょっと外れた住宅地になると路地で夏の日にはのんびり夕涼みをしているおじさんたちがいたり、オールシーズン公園に限らず子供たちもそこかしこで遊んでいたり、食事の準備の美味しそうな匂いがしたり、ご近所さんどうしで井戸端会議をしているおばさん、おばあちゃんたち。
明るく楽しい優しい喧騒?というのですかね?町はそういうものであふれていました。
人が少ないせいか、ご近所どうしが物理的にやたら遠いせいか、私の田舎ではそういった光景が逆に無かったのでとても新鮮でした。

下町 of the 下町との出会い

大都会(?)の生活にもすっかり慣れたころ、「平和そのもの下町ならではバージョン?」の最たるものを目にしました。
立派なシティーガールになっていた私は大学の友人を自宅に招いて酒盛りをしていました。
山登りサークルということもあり(いや、あまり関係はないかもしれませんが)、大酒飲みであった我々はしこたま買い込んでいたお酒をあっという間に消費してしまい、新たにお酒を入手すべく、お酒を売っているコンビニに向かいました。深夜に。
そのコンビニは住宅地を抜けた商店街にあり、徒歩15分くらいと、距離があるので歩いている間に酔いが少し冷め始めていました。
酔いが抜け始めているちょうど心地いい感じで友人たちとのんびり歩いていると、どこからともなくお店のシャッターを叩く音と男性の叫び声。
全員ハッとして、目が釘付けに。

「お父さんのお帰りだぞ?」
そこにはおそらくご自身の御宅のシャッターを叩く、酔っ払…ご機嫌なおじさんが…
酔っ払…いや、ご機嫌すぎるせいかかなりの大振りでフラフラとシャッターを叩くおじさん。しかも「お父さんのお帰りだぞ?」付き。
サザエさんでしか見たことのない光景に友人たち(全員都内出身。このようなシチュエーションは生まれて初めてだそうです。)と私は一気に酔いが覚めました。

そして一気にコンビニエに駆け込み、大爆笑。

いわゆる都会ではおそらく目にすることのない「下町 of the 下町」の光景。

「都会に住む」といえば、通勤・通学に便利な町が良いとか、遊べる町が良いとか、おしゃれな町が良いとかいろいろありますが、少し視点を変えて「都会の下町」を選んでみるのもいいかもしれません(下町育ちだよ、という方にはピンとこないかもしれないのですが)。
これまでに無い体験ができるかもしれませんよ。

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